介護で働く方の平均年齢は?
2017.03.10

手を繋ぐ2人介護職の求人をご覧になっている方にとって、年齢は大きな関心事ですよね。自分の年齢でも採用されるのか?また、採用されたとしてやっていけるのか?など心配されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。平成27年度介護労働実態調査(公益財団法人介護労働安定センター)によると、8945事業所で介護の仕事に従事されている方約8万人の平均年齢は46.3歳となっています。他の業種は概ね40歳前後が平均年齢となっており、それと比較すると高い水準となっています。その要因としては、他の業種から転職される方の比率が高いことなどが考えられます。また、女性の比率が高い事も大きな特徴と言えます。

訪問介護員に限定すると、平均年齢は53.0歳となり全体の平均年齢と比較してかなり高い水準となっています。その一方でその他のサービスを提供している事業所の介護職員の平均年齢は43.2歳となっています。その要因としては、訪問介護の場合1対1でのサービス提供となり、比較的サービス提供側が余裕を持って業務を行うことが出来る事が挙げられます。その一方でそれ以外のサービスでは、主にチームで集団に対してサービス提供を行うケースがほとんどであり、同時に沢山の利用者に対してサービス提供を行う事が多く、施設の場合夜勤業務を行う必要があるなどの理由で平均年齢が低くなっていると考えられます。

ただし、介護業界においては大規模な法人の場合でも1つ1つの事業所の規模はそれほど大きくないケースがほとんどです。施設の場合も大きな施設であっても、現在はユニットケアを行っている施設が多く、その場合1つのチームの職員の所属人数は多くても10人前後となります。その為、介護事業所全体の平均年齢はそれほど大きな意味を持ちません。事業所の方針によっては、ベテランを重用する場合もありますし、若い職員を重用する場合もありますので、年齢が要因で就業のチャンスが大きく変化するというわけではありません。介護の仕事は職員が持つさまざまなスキルが必要になりますので、採用にあたって年齢以外の条件を重視するケースが多いのが実際のところです。

仕事で活かせるスキルさえあれば、それほど年齢は問われない仕事です。年齢にこだわらずチャレンジする事をおススメします。実際に70歳をこえて訪問介護士として活躍されている方や、還暦を過ぎて施設で介護士として活躍されている方が沢山いらっしゃいます。やる気とスキルさえあれば、年齢に関係なく責任あるポジションで働くことが出来るというのも介護の仕事のメリットの1つです。

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